2024年3月23日土曜日

春雨やじんわり沁みる人の情

春雨やじんわり沁みる人の情

春雨がゆっくり地面に染み込むように人の優しさも心に沁みてきます
 はるさめや じんわりしみる ひとのじょう
季語:春雨(はるさめ)
春に降る雨の中でも、こまやかに降りつづく雨をいう。一雨ごとに木の芽、花の芽がふくらみ生き物達が活発に動き出す。「三冊子」では旧暦の正月から二月の初めに降るのを春の雨。それ以降は春雨と区別している。

2 件のコメント:

  1. 春雨が大地に沁みて行くように、人の情けが自分の心に沁みる。どんなことがあったのか聞いてみたくなりました。温かい俳句で、読むと心がしっとりするような気がしました。

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    1. 窓からは春雨が静かに降っています。この雨で桜の咲くのを促されるかもしれません。そんな話をしてくれる人の優しい心に触れて暖かな気持ちになりました。

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