寝違えた首で仰ぐ曇り空を渡り鳥が帰る頃かもしれないと眺めました。
ねちがえし くびであおぐや とりぐもり
季語:鳥曇(とりぐもり)
秋、日本に渡ってきた雁や鴨などが、北の繁殖地に帰っていく頃の曇り空。その頃の雲は鳥雲。また、鳥のはばたきが風のように聞こえるので、その頃の風を鳥風という。鳥の群が瞬く間に消えていったあとには、曇り空だけが残る。
季語:鳥曇(とりぐもり)
秋、日本に渡ってきた雁や鴨などが、北の繁殖地に帰っていく頃の曇り空。その頃の雲は鳥雲。また、鳥のはばたきが風のように聞こえるので、その頃の風を鳥風という。鳥の群が瞬く間に消えていったあとには、曇り空だけが残る。
渡り鳥が北の大地へ帰って行くことを「鳥雲に入る」と言うのを知り、俳句の奥深さを感じました。この時期の曇り空を「鳥曇」と言うのですね。「寝違えた首」で仰ぎ見るのは大変でしょうが、自分も頑張っているよ、鳥たちも頑張って帰ってくれよ、という祈りが感じられました。
返信削除ベッドから見える小さな空を見上げようとして首が痛い、また寝違えたようです。そろそろ渡り鳥が帰る頃なのに、空は厚そうな曇り空が広がっている。今日は帰りそうもない鳥曇です。
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