雨上がりいつの間に生えたのか蔦の若葉が青々と伸びている生命力に感動!
のにありて したたかにのぶ つたわかば
季語:蔦若葉(つたわかば)
ツタには落葉しないフユヅタと落葉するナツヅタがある。「蔦の 若葉」はナツヅタのことで、晩春赤い芽を出し、つづいて掌状に 青く葉を広げる。つややかな輝きをもつ若葉は崖や建物の壁に美 しく張りつく。
季語:蔦若葉(つたわかば)
ツタには落葉しないフユヅタと落葉するナツヅタがある。「蔦の 若葉」はナツヅタのことで、晩春赤い芽を出し、つづいて掌状に 青く葉を広げる。つややかな輝きをもつ若葉は崖や建物の壁に美 しく張りつく。
蔦若葉の生命力を謳った一句。この句は「取り合わせ」に対しての「一物作り」と言うのでしょうか。言葉の全てが「蔦若葉」に向かっていて、句自体も力強いと思いました。「野にありて」は自分には思いつかない言葉だと思いました。病院内にいる作者と対比する気持ちが込められているのでしょうか。
返信削除リハビリ室の窓から見える壁一面を覆う蔦若葉の緑が目に染みるようです。雨上がりで滴るような緑は早くも初夏の雰囲気です。蔦若葉の緑色は清々しさを感じるほど強かで元気が出てきます。
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