2024年7月19日金曜日

鳴けぬならどう生きてゆく時鳥

鳴けぬならどう生きてゆく時鳥

ホトトギスがもし鳴けなくなったらどんな生き方をしてゆくのだろうか。
 なけぬなら どういきてゆく ほととぎす
季語:時鳥(ほととぎす)
初夏五月に南方から渡ってきて日本に夏を告げる鳥。雪月花に並ぶ夏の美目でもある。昔は初音を待ちわびた。初音を待つのは鶯と時鳥だけ。夜、密かに鳴くときは忍び音といった。

2 件のコメント:

  1. 図らずも声を出せなくなってしまった弘君が、自分自身に問いかけた句だと思いました。今はパソコンがあり、俳句があり、私は以前にも増してコミュニケーションが取れているように思っていますが。もしマウスが扱えなくなったら、視力低下で画面が見づらくなったら、と万一を想像すると、再びこの句の問に立ち返ることになりますね。

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    1. 鳥の鳴き声はコミュニケーションの大事な手段ですね。もしも鳴けなくなってしまったら生きてゆけるのだろうかと思います。私自身は気管切開をして声を出せなくなって苦労しています。周りの人に助けられたり、パソコンなどを使ったりして意思疎通を図っていますが、楽しそうにお喋りしている様子を見ると淋しくなります。

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