2024年8月23日金曜日

一点差嗚呼それぞれの夏終る

一点差嗚呼それぞれの夏終る

タイブレークとなった決勝戦は一点差に泣き笑う結果で夏が終りました。
 いってんさ ああそれぞれの なつおわる
季語:夏終る(なつおわる)
夏の終りである。果てる、終る、の語には物悲しい思いがつきまとう。帰省や避暑などが終わり、去り行く夏が惜しまれる。

2 件のコメント:

  1. 「夏終わる」に、決勝戦試合終了のサイレンが聞こえて来るような気がしました。甲子園大会は(これは青春の一ページ、これからの人生は長いよ)という雰囲気に変わったことは良かったと思います。大会の魅力が凝縮された良い句だと思いました。

    返信削除
    返信
    1. 接戦が多かった今年の大会を象徴するような決勝戦になりました。九回を終えて同点のため十回からタイブレークとなり、ランナー一塁二塁から始まる緊張感のなか2点取った先攻チームに対し、後攻チームも1点取って一打逆転サヨナラの場面は空振り三振。勝利に沸くチームと悔しさのチームの様子が印象的でした。

      削除