2024年10月26日土曜日

弟と妹のこころ身に沁む夜

弟と妹のこころ身に沁む夜

離れて暮らす弟と妹のことを思いメールを送っていると淋しくなる夜。
 おとうとといもうとの こころ みにしむよ
季語:身に沁む(みにしむ)
秋の冷気やものさびしさが、身に深くしみるように感じること。和歌では「身にしむ風」「身にしむ秋」などと秋の冷やかさとともにつのるものさびしさをあらわす言葉だった。

2 件のコメント:

  1. 三兄弟妹がそれぞれ離れた場所で闘病生活を送っています。それぞれを思いやりながらも、他の兄弟妹に対して何もしてやれないもどかしい思いを持っているのだと思います。お互いを思い合う美しい心が、読み手にも沁みる句です。

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    1. 父も母も亡くなり、三人の兄弟妹は離れて暮らし、簡単には会うこともできない日々が続いています。せめてメールのやりとりでつながっていますが、顔を合わせて、手を握り合うことでお互いに励ましあえたらと思う秋です。

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