2024年11月1日金曜日

神無月とうにおられぬ父と母

神無月とうにおられぬ父と母

もう十一月ふと寂しさを覚える季節が始まります。
 かんなづき とうにおられぬ ちちとはは
季語:神無月(かんなづき)
陰暦十月のこと。出雲の国に全国の神々が集まり、各地のお宮では神々が留守になるという。急速に季節がうつろう頃でもある。出雲では神在月、神有月ともいう。

2 件のコメント:

  1. 寂しさが伝わって来る句ですね。誰よりも弘君の身体と行く末を心配してくれたお父様とお母様。お二人を思えば思う程、寂しさが募ることだろうと思います。「神無月」は寒くなり始める月であり、寂しさを感じる月ですね。

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    1. 父と母には大変な苦労をかけたままで、親孝行の一つもできないまま永遠の別れとなり、お詫びと感謝の言葉も届かぬことに、十一月の寒さが身に沁みて、余計に寂しさが募ります。

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