2024年12月5日木曜日

湯本行電車が出るよ枇杷の花

湯本行電車が出るよ枇杷の花

枇杷の花が咲いている、湯本行の小田急電車が駅を出てゆきます。
 ゆもとゆき でんしゃがでるよ びわのはな
季語:枇杷の花(びわのはな)
バラ科の常緑高木。冬、枝先に帯黄白色の五弁の小花をつける。目立たない花ではあるが芳香があり、この季節に咲く花としては趣がある。

2 件のコメント:

  1. 散歩の途中、電車が見えたのですね。そして頭上には枇杷の花が咲いていた。電車を見送るのは、終着駅湯本の情景を想像したり、乗客の様子を想像したり、いろいろな思いが頭に浮かびますが、自分自身はここに残されているという寂しさもあります。何故か懐かしい気持ちが湧いて来る句だと思いました。

    返信削除
    返信
    1. 散歩の途中「あの電車は湯本行ですよ」と言われて、湯本駅の映像が目に浮かびました。以前から乗ってみたいと思っていた電車です。残念ながら今日もお見送りです。見上げると枇杷の木に可愛い花が咲いています。電車と枇杷の花と一期一会です。

      削除