2025年1月28日火曜日

会うことの叶わぬ夜の隙間風

会うことの叶わぬ夜の隙間風

私の命は励まされ助けられたものなのに私は祈ることしかできない。
 あうことの かなわぬよるの すきまかぜ
季語:隙間風(すきまかぜ)
障子や戸の隙間から入ってくる冷たい風のこと。隙間に目張りをしてこれを防いだりする。身にしみる風である。

2 件のコメント:

  1. 会いたくても会うことが出来ない、そんな夜に隙間風が身に染みる。辛い気持ちが伝わって来る句です。この日は亡くなった妹の誕生日。お墓に花を手向けて来ました。歳を取ると、家族皆が元気だった頃が懐かしく思い出されます。

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    1. しばらく前から妹の体調が良くないことを聞いていたので、見舞いに行って励ましたいと思いは募るばかりで、何もできず歯がゆくてもどかしくて、祈ることしかできない自分が情けなくて、寒さが身にしみる夜です。

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