今年も桜の季節がやってくる。不意に散ってしまった花のことを思う。
はなさいて ちってしまった はなのこと
季語:花(はな)
花といえば桜。しかし、花と桜は同じ言葉ではない。桜といえば植物であることに重きがおかれるが、花といえば心に映るその華やかな姿に重心が移る。いわば肉眼で見たのが桜、心の目に映るのが花である。
季語:花(はな)
花といえば桜。しかし、花と桜は同じ言葉ではない。桜といえば植物であることに重きがおかれるが、花といえば心に映るその華やかな姿に重心が移る。いわば肉眼で見たのが桜、心の目に映るのが花である。
ソメイヨシノの開花のニュースが伝えられる今日この頃です。桜が咲いて、散ってしまった花のことを思う。それは先日亡くなった妹さんのことだとピンときました。「梅ふふみ」の季語が妹さんを偲ぶ句で使われたこともあり、梅の花とも重なりました。妹さんを亡くした悲しみは癒えませんね。
返信削除桜は毎年咲いては散ってゆく。数十年、数百年、中には千年も。その桜もいつかは樹齢が尽きてしまいます。それは人間も同じことで、今年の桜を見ること無く亡くなった妹、従妹と花見をしたかったと思います。この先何年も思うのかもしれません。
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