2025年4月3日木曜日

花冷えの花の命の白さかな

花冷えの花の命の白さかな

昨日のお花見の後から降り出した雨が今日も降り続く花冷えです。
 はなびえの はなのいのちの しろさかな
季語:花冷え(はなびえ)
桜の咲くころ、急に冷え込むことがある。そのひえびえとした感じを花冷えという。早春の春寒とは違い、すっかり暖かくなってからの冷え込みである。

2 件のコメント:

  1. ソメイヨシノは白っぽいので、青空の下でないと華やかさが感じられません。「花冷え」の空は曇りだったのか雨だったのか、花の白さが寂しく、生気が無いように見えたのだと思いました。咲いたと思えばすぐに散ってしまいます。美人薄命。命のはかなさを感じる句でした。

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    1. 昨日きれいに咲いていた真っ白なソメイヨシノに今日は冷たい雨になりました。部屋でその様子を想像すると、花の命も白いに違いない、美しさと、気高さと、儚さを秘めた命の白さが浮かんできました。これから満開になり一週間を過ぎれば葉桜となり、また来年が楽しみになります。

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