2025年4月5日土曜日

清明や頼るものなき世の光

清明や頼るものなき世の光

一人では生きていけない、沢山の人の助けがあればこそ今日がある。
 せいめいや たよるものなき よのひかり
季語:清明(せいめい)
二十四節気のひとつ。陰暦三月の節で春分の後十五日。陽暦では四月五日頃。春になり万物が清らかで生き生きとしていることをいう。

2 件のコメント:

  1. 「清明や」桜が満開となり、春も盛りの良い季節になりました。「頼るものなき世」にも「光」が差している。「光」とは、今まで自分を支えてくれた沢山の人。作者の思いがこもった句だと思いました。「光」が冒頭の「清明」へと返り、響き合っていると思いました。

    返信削除
    返信
    1. 春の光は人の優しさと同じだと感じます。昨日から「清明節」です。晴れて穏やかな日になりました。今私が生きていられるのは、たくさんの支えてくれる人の優しさのお陰だと思っています。そう思うと「清明」の清らかで明るい日に包まれている気がします。

      削除