2025年5月5日月曜日

竹の子の空だけ目指す強さかな

竹の子の空だけ目指す強さかな

木ではなく草とも違う竹が目指すのは空!月なのかもしれない。
 たけのこの そらだけめざす つよさかな
季語:竹の子(たけのこ)
竹の新芽。土の中から顔を出し、すばらしい速さで伸び若竹となる。竹の生命力のかたまり。食用にもし煮物や筍飯など料理法もさまざま。

2 件のコメント:

  1. つい先日「筍はもう終わり?」「終わりだよ~!」という会話を聞きましたが、散歩途中で見た竹林では筍が人の背丈ほど伸びていました。秋には一人前の若竹になるのですね。筍の成長の早さ、内に秘める志の高さ、体の強さ、を擬人化して詠んだ、こどもの日にふさわしい句だと思いました。

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    1. 竹の子は地下茎でつながる親竹の力を借りてぐんぐん伸びる。しっかりと根づいた地下茎があればこそ、竹の子の伸びる早さ、強さとなるのでしょう。地面を突き抜けて空へ空へ点にも届かんとする勢いです。「筍」は竹冠に旬なのも納得です。今年も筍を食べそこねた。

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