2025年10月15日水曜日

涙目のへのへのもへじ秋夕焼

涙目のへのへのもへじ秋夕焼

霞んで乾いた目にさしてもらった目薬が目に染みる。
なみだめの へのへのもへじ あきゆやけ
季語:秋夕焼(あきゆやけ)
ただ「夕焼」と言えば夏の季語である。秋の夕焼は夏の夕焼の強烈な色、暑さとは違い、どこか寂しさを伴なうものである。

2 件のコメント:

  1. 人の顔を描いた「へのへのもへじ」が涙目になっている、秋の夕焼であるよ。寂しく美しい秋夕焼けを見て、かかしが涙を流している様を想像しました。説明とは違う解釈ですが、童謡のような詩的な情景だと思いました。

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    1. 目薬をさしたらやけに沁みて目がしょぼしょぼして、なんだか悲しくなりました。

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