2025年11月11日火曜日

澄み渡る茜の空や神の留守

澄み渡る茜の空や神の留守

静かに夜が明けてゆっくりと朝日に茜色に染まる空と雲が美しい。
すみわたる あかねのそらや かみのるす
季語:神の留守(かみのるす)
陰暦十月は神無月と呼ばれ、全国の八百万の神様がこぞって出雲大社に集まる。神が留守となった神社の氏子たちは不安を覚え、恵比寿様などを留守神として祀る。信心の厚さゆえか、「神の旅」「神送」「神迎」、神が集まる出雲は逆に「神在祭」など類似の季語も多い。 

2 件のコメント:

  1. 美しい夜明けの描写です。「神の留守」の季語で、神が居ないのに何と神々しい!という感動が伝わります。漢字と平仮名が順番に並ぶ字面が面白いと思いました。私は仕事を変わって、夜明けと夕暮れを見られるようになりました。以前は夜明け後に目覚め、夕暮れは屋内で仕事していたので。美しい情景を見られるようになって嬉しいです。

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    1. 夜明けは春・夏・秋・冬それぞれ違った趣があって楽しみです。新しい一日の始まりはそれだけでワクワク感があり希望が湧いてきます。ラジオ体操の歌が聞こえてくるようです。

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