2025年11月6日木曜日

遠き日の母の手塩の栗ごはん

遠き日の母の手塩の栗ごはん

最近は減塩が叫ばれ病院食も然り、母の料理の塩加減が恋しくなります。
とおきひの ははのてしおの くりごはん
季語:栗ごはん(くりごはん)
鬼皮、渋皮をむいた栗を米とあわせ、塩、酒を加えて炊いたごはんのこと。むいた栗を焼いてから炊く場合もある。もち米を使って、おこわに炊くこともある。 

2 件のコメント:

  1. 「母の栗ご飯は美味しかったなぁ」懐かしむ気持ちが切実に伝わる句です。「手塩」に(もっとしょっぱい味が食べたい)という気持ちが込められていますね。孝平おじいさんは、しょっぱいもの=美味しい、という感じでした。叔母さんは弘君の句に再々登場してニコニコしているのではないかと思います。

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    1. 減塩は体にとっては良いのでしょうが、何となく物足りないのです。母の料理のしょっぱくて濃い味付けが恋しくなります。母は暑がりで汗かきだったから塩分を摂りたかったのかも。

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