2020年6月24日水曜日

梅雨の蝶:緑の中に白い蝶

黒板に書す白墨の文字梅雨の蝶

緑濃くなってきた窓辺に白い蝶がひらひらと舞ってきました、黒板に白墨ですらすらと書く文字のよう。
こくばんにしょす はくぼくのもじ つゆのちょう
季語:梅雨の蝶(つゆのちょう)
梅雨の晴れ間をとぶ蝶のこと。単に蝶では春の季語となる。

2 件のコメント:

  1. 最初、黒板に書かれた白墨の文字が蝶が舞うように見えた、のかと思いました。白い蝶が緑濃い窓辺で舞う様が、黒板に白墨ですらすらと書く文字のように見えたのですね。黒板と白墨の対比、梅雨の蝶という語、格調高い短詩ですね。清

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    1. そうですね、俳句からは、白墨の文字が蝶に見えたと読めますね。「梅雨の蝶黒板に書す文字のごと」のほうが良いかなと迷いました。

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