子供の時から鉄棒が全くの苦手でしたが、鉄棒を握った時の手触りは好きでした。その時咲いていた赤い花(曼珠沙華)の綺麗とは違う妙な印象と鉄棒の感触を思い出しました。鉄と曼珠沙華からは「血」を連想してしまいます。
てつぼうの てつのてざわり まんじゅしゃげ
季語:曼珠沙華(まんじゅしゃげ)
曼珠沙華は天界に咲く赤い花を表す梵語。秋、田畑の畦や土手に咲くヒガンバナ科の多年草で群生する。墓地の近辺にみられることも多いため彼岸の名がつく。毒があるといわれるが鱗茎には澱粉が多く食用にもなる。昔は飢饉に備えて植えられていたという説もある。
季語:曼珠沙華(まんじゅしゃげ)
曼珠沙華は天界に咲く赤い花を表す梵語。秋、田畑の畦や土手に咲くヒガンバナ科の多年草で群生する。墓地の近辺にみられることも多いため彼岸の名がつく。毒があるといわれるが鱗茎には澱粉が多く食用にもなる。昔は飢饉に備えて植えられていたという説もある。
「鉄棒の鉄の手触り」「て」「て」「て」と言葉が進む毎に、少年時代の身体の記憶が蘇って来ました。弘君にとって「鉄棒の鉄の手触り」と「曼殊沙華」が同類のものだと分かります。それが何か複雑な色彩を帯びているけれども好ましいものと分かります。説明を読めば納得ですが。深く格調高い句だと思いました。
返信削除深く読んでくれてありがとうございました。秋分の日→彼岸→曼珠沙華とつながって、そこから子供の頃の鉄棒と曼珠沙華の思い出が蘇ってきました。
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