2020年9月7日月曜日

秋の雨:どうしようもないこと

声の出ぬことの寂しさ秋の雨

台風の余波か雨が降ってきました。気管切開してから十五年経ちますが、時おり話ができないことの寂しさを覚えます。
こえのでぬ ことのさみしさ あきのあめ
季語:秋の雨(あきのあめ)
秋に降る雨のこと。初秋に降る暑さを和らげる雨、台風がもたらす強く激しい雨、晩秋の冷たい雨といろいろあるが、秋雨前線による秋の長雨が印象深い。春の雨にくらべて寂しい風情がある。

2 件のコメント:

  1. ご自分の体験、心情を素直に吐露した句で、心から(そうだろうなぁ)と思わずにはいられません。秋は寂しさを感じる季節ですね。私はこの時期になると「小さい秋見つけた」が頭の中で鳴ります。

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    1. 同室の患者さんは声が出るので羨ましく、ふと寂しくなることがあります。

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