2020年11月16日月曜日

秋の蝶:行きつ戻りつ

残る日を追いかけてをり秋の蝶

まだ残る夕日の中を、疲れたような、重そうな飛び方で、蝶が舞っていました。
のこるひを おいかけており あきのちょう
季語:秋の蝶(あきのちょう)
立秋を過ぎてから見かける蝶のこと。春や夏の蝶にから比べるといくらか弱々しい印象を受ける。冬が近なるとその数もめっき り少なくなる。

2 件のコメント:

  1. 最初は、年末が近づき今年中にやらなければならないことに追われている、的に解釈しましたが「秋の蝶」の意味を知り、「残る日」が蝶の生命の残る日とも思えて、悲しみを感じました。

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    1. 秋の日はつるべ落とし、急かされるやうに舞う秋の蝶には寂しさを感じます。

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