2021年8月1日日曜日

炎昼や己の影を踏みしめる

炎昼や己の影を踏みしめる

真昼の影は真下に、己の影を踏みしめて夏に立ち向かう。
えんちゅうや おのれのかげを ふみしめる
季語:炎昼(えんちゅう)
真夏の昼間。炎天の炎と昼間の昼からできた言葉。昭和十三年刊行の山口誓子の句集名から広まったという。字の激しさや語感の強さが現代的な感覚を詠むのにも適す。

2 件のコメント:

  1. 力強い句ですね。暑さにも人生にも立ち向かって行く様子を感じました。「炎昼」は、温暖化が進み熱中症が深刻になった、現代にピッタリの季語ですね。

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    1. 自分で決めた生き方は変えたくはないもの。踏ん張ってみようと思います。

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