窓から見える小雨降る病棟の屋上に烏が一羽。
しゅうれいの おくじょう からすがきている
季語:秋冷(しゅうれい)
秋も終わりに近づき、冬が迫ってくると肌に触れる物や空気をひんやりと感じることがある。この皮膚の感触が冷やか。人のものいいや態度にもいう。これにたいして、冬の季語「寒し」は体全体の感じをいう。
季語:秋冷(しゅうれい)
秋も終わりに近づき、冬が迫ってくると肌に触れる物や空気をひんやりと感じることがある。この皮膚の感触が冷やか。人のものいいや態度にもいう。これにたいして、冬の季語「寒し」は体全体の感じをいう。
「秋冷」の季語と、破調で「烏がきている」と続く対比が、(嫌な奴に出会ってしまった)というビクッとした気持ちを絶妙に表現していると思いました。烏は身近な鳥なのに嫌なイメージですね。黒いから?大きいから?妙に賢いから?なんで「鳥」から一角減らして「烏」なのだろうか?「烏なぜ鳴くの」の時代は嫌なイメージではなかった?
返信削除烏は疎まれる存在になりましたが、町中では生活ゴミが食べ物になり天敵がいないため烏にとっては最適な環境なんでしょうね。厄介な烏ですが、ヤタガラスのように神聖なものとされてもいます。童謡「七つの子」が作られた頃は烏も可愛かったのでしょうね。
削除「一角」は「一画」の誤りでした。
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