2021年10月17日日曜日

秋しぐれ色濃くなりし窓明かり

秋しぐれ色濃くなりし窓明かり

雨が降り出すと窓の灯が色濃くなったような気がしました。
あきしぐれ いろこくなりし まどあかり
季語:秋時雨(あきしぐれ)
秋も終わりの頃に、降ってはすぐにやむ雨のことで、どこか侘しい感じを残す。『古今集』以来用いられている。時雨は冬。

2 件のコメント:

  1. 雨が降り出し空が暗くなると、窓からこぼれる明かりの色が濃くなった気がした。明かりは蛍光灯の色でなく橙色の電球の色を想像させます。秋のしみじみとした情景が目に浮かびました。抒情的で、想像した情景からも俳句からも日本の美を感じました。

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    1. 秋がいつの間にか近づいてきた気がします。窓の灯が色濃く感じるようになりました。

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