2021年10月26日火曜日

天井の常夜灯点く夜寒かな

天井の常夜灯点く夜寒かな

消灯となり天井に点く常夜灯の小さな灯に夜寒を感じます。
てんじょうの じょうやとうつく よさむかな
季語:夜寒(よさむ)
夜更けになると感じられる寒さ。日中感じられない寒さも、夜になると冷えて寒さが際立つ。「朝寒」とは異なり、古くから詩歌に詠まれてきた。「寒き夜」、「夜寒き」は冬である。

2 件のコメント:

  1. 看護師さん達が忙しく出入りし、窓の外を眺めたりパソコンを触れる時間が終わる消灯時間。毎日通り過ぎる瞬間ですが、その一瞬を俳句で切り取ると、病院生活での孤独感が浮かび上がって来ます。余韻があり詩情が感じられる素晴らしい句だと思いました。この後早く眠れると良いですね。

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  2. 明るいと寝付きが悪いし、かと言って真っ暗闇も落ち着かないので、小さな灯りが一つあるほうがいいようです。

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