秋の日はつるべ落とし、赤とんぼももういない。
ゆくあきや とまるものなき さおのさき
季語:行く秋(ゆくあき)
過ぎさってゆく秋のこと。秋から冬へと移ろい行くさま。「行く春」と違って寂寥感に満ちており、秋を惜しむ気持ちが深く現れた季語である。移ろい行く季節を、旅人になぞらえて「行く」と形容するが、春と秋だけのもので、「行く夏」「行く冬」とはいわない。
季語:行く秋(ゆくあき)
過ぎさってゆく秋のこと。秋から冬へと移ろい行くさま。「行く春」と違って寂寥感に満ちており、秋を惜しむ気持ちが深く現れた季語である。移ろい行く季節を、旅人になぞらえて「行く」と形容するが、春と秋だけのもので、「行く夏」「行く冬」とはいわない。
”夕焼け小焼けの赤とんぼ 止まっているよ竿の先”「止まるものなき竿の先」赤とんぼがもういない。赤とんぼの歌を知っているからこの句の意味が分かる。自分が高尚になった気がします。秋の物悲しさがしみじみと感じられる句ですね。
返信削除「赤とんぼとまつてゐるよ竿の先」これは童謡「赤とんぼ」の作者の三木露風が十三歳のときに作った俳句なのだそうです。そのことが頭にあって浮かんだ一句です。
返信削除「赤とんぼとまってゐるよ竿の先」は俳句だったのですか!それも十三歳で作った!驚きました!
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