2021年11月2日火曜日

呼吸器と吾が呼気吸気秋深し

呼吸器と吾が呼気吸気秋深し

今や呼吸器は肺と一心同体となりました。
こきゅうきと わがこききゅうき あきふかし
季語:秋深し(あきふかし)
秋の深まるころ、季節としては晩秋(十月)、もの淋しさの漂うころのことをいうが、多分に心理的な言葉でもある。

2 件のコメント:

  1. 「呼吸器」と自分の「呼気吸気」が密接に関連して境目が無い状態ですね。機械の補助を受けて生活しているという点では義足と同じかも知れませんね。「秋深し」が、この状況で頑張って健全に生きている自分自身への詠嘆と重なっていると思いました。そして「深し」が呼吸が「深い」とも繋がっていると思いました。

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    1. 呼吸器も慣れないうちは自分の呼吸と合わなくて眠れなかったですが、今では呼吸器を意識しないようになって眠りも深くなってきました。秋が深まり呼吸も深く眠りも深くなってきました。

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