2021年12月10日金曜日

リハビリの細き手の指暮早し

リハビリの細き手の指暮早し

リハビリを受ける自分の手の指はこんなに細かったかと思う。
りはびりの ほそきてのゆび くれはやし
季語:暮早し(くれはやし)
冬の日の短いことをいう。秋分以降、十一月、十二月と日暮は早くなり、冬至は最も日中の時間が短くなる。

2 件のコメント:

  1. リハビリを受けている時にふと自分の指が目に入り、(こんなに細かったか・・・)と思ったのですね。かつてはパソコンのキーボードを操作し、自動車のハンドルを回したのですものね。「暮早し」は早く復活したいと焦る気持ちと重なるのでしょうか。弘君の心中が切々と胸に迫って来る句だと思いました。

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    1. リハビリを受ける手が冬の午後の日差しに透けて一層細く見えて驚きました。もう戻ることはないのか、少しでも希望を持って受けるリハビリです。

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