窓に差し込む陽の光があっという間に通り過ぎてゆきます。
ひどかいの みえなくなりし ふゆひかげ
季語:冬日影(ふゆひかげ)
冬の一日と冬の太陽の両方の意味で使われる。歳時記によっては「冬の日」「冬日」と別立てのものもある。冬は日照時間が短く、すぐに暮れてしまう。それだけに昼間の日差しをいっぱいに浴びたいという思いがこもる。雪の日の多い日本海側と乾燥した日の多い太平洋側とで、はこの季語のもつ印象はおのずと異なろう。
季語:冬日影(ふゆひかげ)
冬の一日と冬の太陽の両方の意味で使われる。歳時記によっては「冬の日」「冬日」と別立てのものもある。冬は日照時間が短く、すぐに暮れてしまう。それだけに昼間の日差しをいっぱいに浴びたいという思いがこもる。雪の日の多い日本海側と乾燥した日の多い太平洋側とで、はこの季語のもつ印象はおのずと異なろう。
日光の影で時刻を知る「日時計」が見えなくなってしまった。冬の日が陰ってしまったから。寒々しい風景が想像されました。「冬日影」は冬の日影ではなくて、「冬の日」という意味が強いのですね。「冬の太陽」の意味なら、文字通り「冬の日影」なのかな?「冬の日」と「冬日」の違いは?実際の俳句に触れてみないと、文字面で考えても分かりませんね。
返信削除午後三時から四時ごろにかけて冬の陽の光が窓を差して横切ってゆき、次第に影が窓を覆って四時半にはもう日没で窓の外は暗くなってきます。この句では「冬日影」は冬の太陽のことであり、窓枠に当たれば冬日影のことになります。
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