2022年1月20日木曜日

大寒の夕日がたんと落ちにけり

大寒の夕日がたんと落ちにけり

音立てて夕日が落ちたかのように、寒くなりました。
だいかんの ゆうひがたんと おちにけり
季語:大寒(だいかん)
二十四節気の一つ。陽暦の一月二十一日ごろにあたり、このころから立春までの間が、一年のうちで最も寒さが厳しい。

2 件のコメント:

  1. 「がたんと」が素晴らしいと思いました。地平に沈む時は目に見えて早くなる気がします。そして陽射しの温もりが無くなると、途端に寒さが身に沁みて来ます。その様子と見る人の心情が「がたんと」の一言で言い表されているように感じました。私は昨日のこと、逆に、木立の中に見えた月が、数分後に空中にあったのを見て、一瞬でジャンプしたかのように驚きました。

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    1. 実は「がたん」は実際に廊下から聞こえてきた音でした。何かぶつけたような、落としたような音で、大寒の夕日が立てた音のように感じました。

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