2022年1月6日木曜日

雪しんしん夜は深々と更けてゆく

雪しんしん夜は深々と更けてゆく

時から降り出した雪は十七時頃止んで、夜が更けてゆく。
ゆきしんしん よはしんしんと ふけてゆく
季語:雪(ゆき)
雪は春の花、秋の月と並んで冬の美を代表する。雪国と呼ばれる日本海沿岸の豪雪地帯では雪は美しいものであるどころか、白魔と恐れられる。

4 件のコメント:

  1. 小田原はかなりの大雪だったようですね。最初「夜はふかぶか」と読みましたが「しんしん」と読んで2回重ねる意図があったのですね。この情景描写の裏にどういう気持ちが隠れているのだろう。昼間見た雪景色の美しさが脳裏に残り、普段とは違う特別感で少し高揚した気分でしょうか。

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    1. 降り始めはパラパラ程度ですぐ止みそうでしたが、しばらくすると本降りになってきました。あれよあれよと言ってるうちに、木々や葉に雪がつもり始めて地面にも数センチ積もったようでした。降っている時は感じなかった寒さが、日が暮れてから身に沁みてきました。しんしんと降る雪の美しさ、深々と身に沁みる寒さ、雪には二面性があります。

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  2. 寒さが身に沁みたとは意外でした。病院内は暖房が効いて暖かい印象があったので。風邪を引きませんでしたか?

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    1. 普段なら寒さを感じることはありませんが、さすがに雪が積もった夜は寒さが身に沁みます。

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