2022年3月17日木曜日

停電の闇に灯るや春の月

停電の闇に灯るや春の月

停電で都会の灯が消えて真っ暗な夜空に春の月が浮かんでいました
ていでんの やみにともるや はるのつき
季語:春の月(はるのつき)
空気中の水分が増す春は、月も潤んだ感じがする。「秋の月はさやけきを賞で、春の月は朧なるを賞づ」と昔から言われる。月といえば秋の月をさすので、春の一字を加えて春季とする。

2 件のコメント:

  1. 東北で新たな大地震が起こりビックリしました。都会の灯が一斉に消えて闇になって行く光景は怖かったです。その闇の中に「春の月」が浮かんでいたのですね。大きな災害の中の静寂。地上の混乱と天空の平静。作者の冷静な視点も感じられました。

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    1. 災害のときは電気と水道と通信は確保しなければなりません。特に都会はライフラインが整備されているのでライフラインが被害を受けると命のが危険になります。東海から南海沖を震源とする大地震が心配されています。しっかり対策をしていかなければなりません。

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