2022年4月13日水曜日

ひとひらの花屑つけて帰りけり

ひとひらの花屑つけて帰りけり

桜はほとんど散りましたが風に乗って舞ってきました。
ひとひらの はなくずつけて かえりけり
季語:花屑(はなくず)
桜の花が盛りを過ぎて散ること。花吹雪、桜吹雪といえば、吹雪のように花びらがいっせいに舞い散ること。散り果てたあとも、花の塵、花屑といって愛でる。

3 件のコメント:

  1. 車椅子での散歩から帰ったら、桜の花びらが一枚付いていたのですね。「花屑」は同じ屑でも紙屑より上品で優雅ですね。何気ない一言のような句ですが、散歩中の(桜も散ってしまったなぁ)という思いや風景が想像され、帰った後一枚の花びらが付いていたことに気づいた時の嬉しい気持ちが伝わりました。

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    1. リハビリの前に散歩に出ると桜はほとんど散っていましたが残った桜が風に吹かれて舞ってきした。リハビリを始めると花びらがいくつもついていたので取ってくれましたが、一つは残しましょうということになって、一つ付けたまま部屋に戻りました。

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  2. 「一つは残しましょう」と言うのが粋ですね。

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