2022年4月14日木曜日

落花ひとひら紋白蝶ひらひら

落花ひとひら紋白蝶ひらひら

落花のひとひらが紋白蝶になって飛んでいきました。
らっかひとひら もんしろちょう ひらひら
季語:落花(らっか)
桜の花が盛りを過ぎて散ること。花吹雪、桜吹雪といえば、吹雪のように花びらがいっせいに舞い散ること。散り果てたあとも、花の塵、花屑といって愛でる。

2 件のコメント:

  1. 桜の花びらが一枚散り落ち、紋白蝶が舞っている。童話のような風景が目に浮かびました。まず目につくのは「ひとひら」「ひらひら」の韻を踏んだひらがなです。定型ではなく独特のリズムで17文字にまとめたのは凄いと思いました。

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    1. 舞い落ちる桜の花びらの中から紋白蝶がひらひらと舞い上がったので、まるで花びらが紋白蝶になったように感じました。

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