6月になると家の庭の隅に咲いた南天の花を思い出します。
なんてんの はなのしろさや ははのにわ
季語:南天の花(なんてんのはな)
中部より南の本州、四国、九州の山地に自生し、庭木として植えられる。六月、茎の頂に小さな六弁花を多数つける。冬の季語の実の鮮やかさと対照的に、花は地味で目立たない。一片ずつはらりと散りゆく風情は奥ゆかしい。
季語:南天の花(なんてんのはな)
中部より南の本州、四国、九州の山地に自生し、庭木として植えられる。六月、茎の頂に小さな六弁花を多数つける。冬の季語の実の鮮やかさと対照的に、花は地味で目立たない。一片ずつはらりと散りゆく風情は奥ゆかしい。
母を偲ぶ弘君の気持ちが伝わる句ですね。お母さんが手入れをした庭の片隅に、6月になると毎年南天の白い花が咲いたなぁ、と回想する句ですが、南天の花を色白のお母さんに重ねているようでもあります。南天は赤い実が印象的ですが、白い花には凛とした美しさと強さがあるのだと思いました。
返信削除南天の花が咲く頃になると、家の庭の片隅に咲いた花を思い出し、母を思い出します。
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