2023年1月10日火曜日

ひときれの冬青空や部屋の窓

ひときれの冬青空や部屋の窓

冬木立の向こうに真っ青な冬の空が覗いています。
ひときれの ふゆあおぞらや へやのまど
季語:冬青空(ふゆあおぞら)
本州を縦断する山脈の影響で、太平洋側は冷たい青空の日が多いのに対し、日本海側は厚い雪雲に覆われる日が多い。

2 件のコメント:

  1. 部屋の窓いっぱいに冬青空が広がっている。それは大空全体から見れば「ひときれ」だ。でも自分はベッドからこの窓を通して空いっぱいの冬青空を見ている。弘君だから詠めた素晴らしい句だと思いました。リズムが堂々として、抒情が美しいと感じました。

    返信削除
    返信
    1.  部屋の窓から見えた冬青空はほんの一部でした。きっと冬青空が空いっぱいに広がっているはづです。

      削除