2023年1月11日水曜日

折れそうで折れることなき枯木立

折れそうで折れることなき枯木立

散歩道の紅葉はすっかり枯れ落ちていました。
おれそうで おれることなき かれこだち
季語:枯木立(かれこだち)
落葉樹が冬になって、すべての棄を落とした状態になること。枯れたように見えることから枯木というが、立ち枯れの木のことではない。

2 件のコメント:

  1. 折れそうで折れることがないのは、枯れたように見えても生きているからだなぁと思い、同時に感動が湧いて来ました。枯木立の内部で生命力が燃えているのを想像しました。人を励ます力のある句だと思いました。

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    1. 寒晴の散歩道、いっぱいに広かっていた冬紅葉がすっかり枯れ落ちて、細い枝ばかりになっていました。道の上に伸びていた枝を折ろうとしたら枯れ枝に見えて、折れない強さがあったようです。

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