2023年1月30日月曜日

病室の窓が日時計日脚伸ぶ

病室の窓が日時計日脚伸ぶ

晴れた日は太陽が窓を右から左へ移りつつ射してきます。
びょうしつの まどがひどけい ひあしのぶ
季語:日脚伸ぶ(ひあしのぶ)
年も明けて、少しずつ日が長くなることをいう。一月も終わりの頃になると、日が長くなったなあという感慨にとらわれることがある。冬木の芽もしだいにふくらみ、春が近いことを感じる。

2 件のコメント:

  1. 「日脚伸ぶ」の時期になりましたね。この季語を聞いただけで、今は寒くとも春は近い、と嬉しくなります。「病院の窓が日時計」実際に窓のどこから日が射して来るのか、見ただけでおおよその時刻が分かるのでしょうね。変りばえのしない日常の中で、題材を見つけて一日一句を作る、この句から弘君の力を感じました。

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    1. 部屋の窓は南西向き(たぶん)なので昼を過ぎると日が入るようになり、午後二時を過ぎるとベッドいっぱいに真正面から日が差し込んで眩しくて眩しくて、午後四時ごろになると夕焼け小焼けで日が暮れてゆきます。

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