2023年2月1日水曜日

吹きっさらしや裸木の梅桜

吹きっさらしや裸木の梅桜

裸木の梅や桜に日射しは暖かくても風は冷たかったです。
ふきっさらしや はだかぎの うめさくら
季語:裸木(はだかぎ)
冬になって落葉を終えた樹木のこと。まとっていたものを、すべて取り払った状態になることからこう呼ばれる。俳句では、枯木と同じような意味で使われるが、「裸」という言葉の印象が枯木以上に蕭条としたものを印象付ける。

2 件のコメント:

  1. 「吹きさらし」を「吹きっさらし」と強調し更に「や」と詠嘆する。読むだけで北風にビュービュー吹かれた経験が蘇って来ました。そこに「裸木の梅桜」が居るのですね。さぞ寒いだろうと同情する一方で、日射しを浴びて密かに花を咲かせる準備をする「梅桜」に漲る生命力をも想像出来ました。

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    1. 晴れて暖かそうだったので、いつもの車いす散歩をしてきました。日がさんさんと射して眩しいなと思った瞬間、冷たい風がヒューと吹いてきました。梅の木も桜の木も枝ばかりの裸木で可哀想なくらい吹きさらしですが、チラホラと冬芽がついていて生命力を感じました。

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