2023年2月2日木曜日

風変はり雲吹き寄すや春隣

風変はり雲吹き寄すや春隣

風向きが変わり海風が雲を吹き寄せてきます。
かぜかわり くもふきよすや はるとなり
季語:春隣(はるとなり)
晩冬には寒さが緩む日が多く、春の訪れを感じることが多くなる。春の隣は春が近いということ。春がもうすぐそこまで来ていること。春の気配。春を待ちわびる気持ちに立った季語。

2 件のコメント:

  1. どういう情景を詠んだ句なのか、考えながら読み返しました。海の方へ流れていた雲が、風が変わったためにこちら(陸)側へ流れて来た、ということですね。もし自分がその情景を見ていたとしても、それを句にしようとは思わないし、出来ないです。弘君の手に掛かると、春が近くなり空を渡る風や雲までも活発に動き始めた様子が伝わって来ました。

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    1. 昨日は北風で山風だったの雲ひとつなかったですが、南風に変わり海風が雲を運んできました。風向きが変ることは春の兆しだと思い、窓から空を眺めていました。

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