2023年2月18日土曜日

春愁や砂浜も相良布も消ゆ

春愁や砂浜も相良布も消ゆ

故郷の遠浅の砂浜が失くなり特産の相良布も採れないとか。
しゅんしゅうや すなはまも さがらめもきゆ
季語:春愁(しゅんしゅう)
春におぼえる愁いをいう。特別な理由がある愁いではない。花が咲き鳥が囀る季節ではあるが、ふとしたことで心がくもるのも春ならではのこと。

2 件のコメント:

  1. 「春愁」春に秋の心、か。昔波打ち際まで広々と広がっていた砂浜は本当に狭くなりました。相良布=かじめ? 小さく切って味噌汁に入れるとどろどろになるあれね、もう食べられなくなりました。はば海苔も無くなりました。時は過ぎ、時代は変わって行きますね。

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    1. 早春の川海苔干しの話から、昔よく食べて大好物だった「はば海苔」「カジメ」が最近は採れなくなったことを知ってがっかりしました。特に「カジメ」は相良の海岸で採れた特産物で「相良布」と呼ばれていたそうですが、今では相良海岸の砂浜も相良布もなくなって残念です。

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