2023年2月27日月曜日

ゆく雲の万華鏡めく春曙

ゆく雲の万華鏡めく春曙

春の朝が徐々に明けてくる空の彩りの変化の美しさ。
ゆくくもの まんげきょうめく はるあけぼの
季語:春曙(はるあけぼの)
春の夜明けである。正確には暁は日の出前の未明をいい、夜の明ける気配はあるものの、あたりはまだ薄暗い。同じ夜明けでも曙は暁よりも遅く、日の出前をいう。

2 件のコメント:

  1. 春曙、朝日が雲に当り、雲が動くにつれて光の当たり方が万華鏡のように変化している様子を句にしたのですね。短い言葉で良く表現できるものだと感心しました。季語の解説で「暁」「曙」の違いを知りました。どちらにも「日」が付いているので太陽が昇り始めた感じを持っていました。

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    1. 日の出と日の入りの空の色の刻々と変化する様の美しさはいつも感動します。日の出には生命の誕生のような喜びを感じます。

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