2023年2月5日日曜日

ひらがなのなにぬねののの春めける

ひらがなのなにぬねののの春めける

昨日が立春今日は暖かく春めいてきました。
ひらがなの なにぬねののの はるめける
季語:春めく(はるめく)
立春(二月四日ころ)をすぎて、しだいに春らしくなってくることをいう。いが、春は三寒四温というようにゆっくりとやって来る。

2 件のコメント:

  1. 「ひらがなの」と読み始め「なにぬねの・・・」暗号みたいだなぁと思いながら意味を探ったら「の」という文字が「春めける」ということだ、と分かり笑いました。広辞苑の俳諧の説明の①に「おどけ、戯れ、滑稽」とありますからこれも立派な俳句の行き方ですね。遊び心いっぱい、「の」の字が春めけると言うためにこれだけの文字数を使うなんて、のんびりの「の」だから春めいているのか、などと考えました。

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    1. 立春間もない春めいた気持ちの言葉遊びの一句でした。頭の中にあったのは有名な与謝蕪村の「春の海ひねもすのたりのたりかな」です。

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