2023年2月6日月曜日

親父似と気づく親指春兆す

親父似と気づく親指春兆す

爪が伸びてきた親指が父に似ていることに気がつきました。
おやじにと きづくおやゆび はるきざす
季語:春めく(はるめく)
立春(二月四日ころ)をすぎて、しだいに春らしくなってくることをいうが、春は三寒四温というようにゆっくりとやって来る。

2 件のコメント:

  1. 親指が親父似と気づくなんて、弘君はお父さんの親指まで、よく見ていたのだと思いました。親父似の親指だから句として良いのだと思いました。「春兆す」で弘君が親父似を肯定していることが分かります。折しも朝ドラで挫折した悠人お兄ちゃんが、事あるごとに対立していた父親の仏壇の前で涙を流すシーンがありました。父親と男子の関係も色々なドラマがあるなぁと思いました。

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    1. 昔、父親に対してわだかまりがあり、面と向かって話すことはあまりしませんでした。帳面をつける父の手を見ていた記憶があって、自分の手指に父の面影を見て、今更ですが父への謝罪と感謝を思いました。

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