2023年5月14日日曜日

子の中に親の心や夏燕

子の中に親の心や夏燕

子育てを始めた燕は親から子へ記憶が引き継がれてゆく。
このなかに おやのこころや なつつばめ
季語:夏燕(なつつばめ)
夏に飛ぶ燕である。燕は、春、南方から渡ってきて繁殖活動に入 る。四月下旬から七月にかけて二回産卵する。雛を育てる頃の燕 は、子燕に餌を与えるため、野や町中を忙しく飛び回る。

2 件のコメント:

  1. 真っ先に思い浮かべたのはままごと遊びです。3歳児でもお人形の世話をしたり、お料理を作ったりしている時には、親の心になり切っています。「夏燕」親燕が忙しく飛び回って、子燕に与える餌を取って来る季節ですね。子育ての記憶が親から子へ引き継がれてゆく。人間も含めて動物というものは偉いものですね。

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    1. 今日は母の日、今日も窓の外をしきりに燕が飛び交っています。餌をもらった子燕にはその記憶がしっかり残り、次の命へ受け継がれてゆくのですね。

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