2023年6月11日日曜日

天井をまだ落ちるなよ夏の虫

天井をまだ落ちるなよ夏の虫

ふと目に止まった天井の虫が今ちょうど頭の上に…。
てんじょうを まだおちるなよ なつのむし
季語:夏の虫(なつのむし)
夏によく見られる昆虫の総称。俳句などでは、「飛んで火に入る夏の虫」から火取虫(火蛾)を詠むとき使われることが多い。

2 件のコメント:

  1. 弱った夏の虫が、天井にとまる力が尽きて落ちそうなのですね。頑張れ!と応援しているとも取れるし、私の顔の上に落ちて来るなよ!と思っている句とも取れました。説明を読むと後者か。手で払いのけられないと困りますね。「どうする弘君」ですね。

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    1. 実景は後者です。天井の角に現れた虫がじわじわと動きちょうど顔のあたり、そこで落ちたら口の中へ!とてもじゃなく、虫を応援する余裕はなく、早く頭の上から離れてくれと念じていました。

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