2023年6月7日水曜日

緑陰のそこより先は神の域

緑陰のそこより先は神の域

晴れて日差しが強くなるほど緑陰は神聖な静けさを感じます。
りょくいんの そこよりさきは かみのいき
季語:緑陰(りょくいん)
夏の日差しのもとのよく繁った木の陰をいう。日差しが強くなってくると緑陰の涼しさは何よりである。緑陰で読書をしたり昼寝をしたり、家族で食卓を囲んだりするのも楽しい。

2 件のコメント:

  1. 青葉がだいぶ茂ってきて木陰が濃くなってきました。陽射しの眩しさと対照的な静けさです。樹の精霊の棲家のように思えてきます。

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  2. 緑陰の奥は、緑が一層濃く森が深まり、踏み入るのを躊躇するような場所なのでしょうね。その森には神が宿っているのかも知れません。日本古来の宗教観を感じさせる句だと思いました。とても共感しました。

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