2023年7月12日水曜日

車椅子怯むや灼けたアスファルト

車椅子怯むや灼けたアスファルト

パンクを直したばかりの車椅子で恐る恐る炎天の路上へ。
くるまいす ひるむややけた あすふぁると
季語:灼く(やく)
真夏の太陽の直射熱に照りつけられて、熱く灼ける状態をいう。激しい暑さを視覚的に捉えた「炎ゆ」に対して「灼く」には火傷しそうな触覚がある。新興俳句の隆盛に伴う新しい季語。

2 件のコメント:

  1. 車椅子がパンクしてしばらくできなかった散歩に行ってきました。外は炎天で出掛けに、熱中症が心配だから短めにしましょうと言われてしまいました。自分は熱中症よりタイヤが心配でしたが。

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  2. 久しぶりに車椅子散歩が出来て良かったですね。しかしこの炎天下では、例えて言えば月面基地から外へ出るぐらいの緊張感があると思います。職員の方は熱中症を、弘君はタイヤを心配したというのは面白いですね。「怯むや灼けた」が端的に状況を表していると思いました。

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