2023年8月10日木曜日

うざっ!たかが一匹なれどまくなぎ

うざっ!たかが一匹なれどまくなぎ

どこから入ったのか一匹のまくなぎが顔の周りを飛び回る。
うざっ たかがいっぴき なれどまくなぎ
季語:まくなぎ
夏、人の顔などにまつわりつく小さな羽虫。風のない日の夕暮れどきに野道や河原、林などに出てくる。人の目の中へも入り込むので「めまとい」ともいわれる。

2 件のコメント:

  1. 「うざっ!」が強烈ですね。弘君は若い!と思いました。「まくなぎ」という言葉は知りませんでした。「たかが」に対して「なれど」を使うのも、良く言葉の使い方を知っていると感心しました。一匹の羽虫でこんな劇的な句が出来るのは凄いと思いました。

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    1. 顔や目にうるさくまといつく小さな羽虫は「まくなき」と言って夏の季語だと知りました。昔、西日に熱くなったブロック塀の前を通ると大群となった羽虫にまといつかれて困ったことを思い出しました。

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