2023年10月21日土曜日

手水舎に並ぶ柄杓や秋時雨

手水舎に並ぶ柄杓や秋時雨

秋の夜、雨模様の出雲大社の写真日記を見ていて浮かんだ一句です。
ちょうずしゃに ならぶひしゃくや あきしぐれ
季語:秋時雨(あきしぐれ)
秋も終わりの頃に、降ってはすぐにやむ雨のことで、どこか侘し い感じを残す。『古今集』以来用いられている。時雨は冬。

2 件のコメント:

  1. 私の写真日記から一句詠んで頂きありがとうございます。遠い出雲大社まで行ったのに、残念ながら雨でした。写真は雲が垂れ込めた暗いものばかりになりましたが、この句を読むと雨も風情があって良いなぁと思いました。

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    1. 写真日記の出雲大社は春浅い雪混じりの時雨模様の寒そうな日でしたね。写真日記を見ているのは晩秋の一日だったので、季語を「春時雨」ではなく「秋時雨」にしました。

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