2023年10月6日金曜日

秋暁や救急搬送されし日よ

秋暁や救急搬送されし日よ

十八年経っても生死の境をさまよった忘れられない日です。
しゅうぎょうや きゅうきゅうはんそう されしひよ
季語:秋暁(しゅうぎょう)
秋の夜明け。日の出が遅くなり、空気が冷たく感じられ澄んでくる。秋の深まった感慨をひとしお誘う時間帯である。

4 件のコメント:

  1. 弘君にとってはもちろん、家族にとっても激震が起きた日でしたね。突然急に訪れた生命の危機でした。この日を境に気管切開して呼吸器を付け、声を失ったのでした。私は「なんでも鑑定団」の出演をキャンセルし、弘君の代わりに会社の経理をやることになりました。毎日日記をつけていますが、1年前には想像していなかったことが起きる日が年に何日かあります。

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    1. あの日は寝苦しくてなかなか寝付けず、早朝は悪夢にうなされ意識がなくなっていたようです。その後は記憶がなくて、意識が戻ったのは病院のベッドの上、母が呼ぶ声が聞こえましたが、何も見えず身動きもできず再び意識がなくなりました。自分以上に家族は大変な思いをしたのだなぁと、感謝の気持が強くなりました。

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  2. 立花隆の「臨死体験」を読んで、弘君に「その時は自分が死にそうと感じた?」と質問したことがありました。「そうは思わなかった」という答えだったと思います。すごく参考になっています。

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    1. 意識不明のときは夢の中にいるようで、何も見えず何も聞こえない、痛みも苦しさもなくて、あの世とこの世の間を漂っている感覚でした。母の呼ぶ声が聞こえて意識が戻ってきた不思議に体験でした。

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